昭和28年:岡崎平和学園開所(岡崎市大西町)定員30人
昭和30年:定員50人に変更
昭和31年:定員70人に変更
平成20年:地域小規模施設ひだまり開所(定員6人)
平成24年:地域小規模施設
丸山寮開所(定員6人)
平成25年:本園定員53人に変更
平成24年:小規模グループケア施設パピヨン開所(本体施設敷地内)
平成27年:本園定員45人に変更
平成31年:本園定員36人に変更
令和 2年:本園移転(岡崎市国正町) 定員36人(6グループ6人の小規模グループケア)
乳児を除く満18才までの保護者の無い児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童(長欠児、貧困家庭児、監護不適応児、その他)を入園させ、集団的、個別的な生活学習指導を通じて、社会の健全なる一員として活躍できる人を養成する事を目的とした施設です。
健康と安全、情緒の安定、身のまわりの自立、集団生活、社会生活の適応。学習、広い知識と深い研究心、規律ある作業(お手伝い)を通じ勤労を重んずる態度。作法、躾など、文化的、教養的、娯楽的、創造活動、あそびを通じ仲間意識を養う。
平成25年1月30日、九州大学大学院教授の田嶌誠一氏の発案した「安全委員会方式」を愛知県で初めて導入しました。その主な目的は、子どもも大人も暴力のない安心、安全な生活の場をつくることです。その取り組みを簡単に説明すると、暴力について月に一度の聞き取り調査を行い、その結果と対応を安全委員会(大学教授、小、中学校校長、児童相談センター、主任児童委員、施設職員など)で検討します。このように外部委員を入れて、暴力問題には「ちゃんと対応していく」という安全委員会活動を続けて3年近くになります。安心、安全な生活の中、子どもたちは生き生きと「目標」や「夢」に「力」を発揮してくれています。これが、安全委員会方式の「成長のエネルギー」を引き出すというもう一つの大きな効果であると感じています。今後も子どもたち、職員、安全委員会が一丸となって、「安心、安全」な岡崎平和学園、そして「成長できる場」をつくっていきます。
岡崎平和学園には、就学前の子どもから高校生まで総勢48名(本体施設36名+地域小規模施設10名)が暮らしています。
1953年に戦災孤児を保護するために創立され、増改築を繰り返し65年間。老朽化、耐震の心配、グラウンドの水没...いろいろと問題がある中、子どもたちと大切に使ってきましたが、令和2年新施設へ移転を決断しました。
ここにいる子どもたちの中で「虐待」は他人事ではありません。児童養護施設に入ったから安心ではなく、その後の進学や就職、さまざまな道に進む際に多くの困難があります。
私たちの仕事は、その「困難を子どもと共に乗り越え希望を育てる」こと、そして「負の連鎖を断ち切る」ことです。
昨今、子どもたちへの虐待に関するニュースをよく目にします。ニュースの中では、「児童相談所が」「学校が」「保護者が」...と議論が繰り返されています。それを見ていて、一番の被害者である子どもたちのことが、置き去りになっている気がして、どこか違和感があります。
虐待は、子どもたちにとってはニュースになったら終わりではありません。そこから、これから、どう生きていくのかの「はじまり」なのです。
昨年度、岡崎平和学園では、高校生4人を無事に社会に送り出すことができました。自動車関連会社、製造職、大学進学、困難を乗り越えて夢を叶えてくれました。
